- 製品分類
- レンガ
- ストーン
- ガラス
- III類
- II類
- AII類
- AIII類
- BI類
- BII類
- BIII類
- 製品タグ
- シルク面状
- 磁器質
- せっ器質
- 陶器質
- 無釉
- 施釉
- うす釉
- ガラス質
- 役物
- 天然石
- 凝灰石
- 安山岩
- 石英岩(クォーツサイト)
- 石灰石(ライムストーン)
- 砂石(サンドストーン)
- 粘板岩(スレート)
- 斑岩
- 特殊加工大理石
- 大理石モザイク
- ガラスタイル
- モザイク用ガラス
- 大判タイル(3.5mm厚)
- 大判タイル(5.6mm厚)
- マット面状
- 磨き面状
- 方形
- 乱形
- 還元焼成
- 目地材
- 接着剤
- 左官材
- 下地処理材
- コーティング剤
- タイル洗浄剤
- タイルカッター
- 工具
- 硬質発泡スチロール(EPS)
- 下地パネル
- タイル下地
- 防滑
- 不燃
- 光触媒
- エポキシ樹脂系
- 外装用
- 内装用
- 大判タイル用
- カウンタートップ用
- プール向け
- 薄塗り用
- 厚塗り用
- 接着剤張り専用
- 施工条件
- 屋内壁部
- 屋内床部
- 屋外壁部
- 屋外床部
- 水廻り床
- 浴室壁部
- 浴室床部(一般住宅)
- プール槽内・浴槽内
- 耐凍害性適性
- 在庫状況
- 廃番
- 常時在庫品
- 少量在庫品
- 限定在庫品
- 常時加工品
- 受注加工品
- 受注生産品
- 受注輸入品
ノンスキッドコートはセラミックタイル(施釉)や、天然石(本磨き仕上げ)の床面が、濡れて滑りやすい際に転倒を防止する被膜形成型の滑り止めコーティング剤です。
ノンスキッドコートとは?
被膜形成型の強力な滑り止め効果で、タイル・石張りの床面や、お湯を張った浴槽内での転倒事故を未然に防ぎます。
ノンスキッドコートの防滑メカニズム
床が水に濡れると滑る要因は素足裏や靴底と床面との間に出来る水膜にあります。床面が磨き加工された鏡面仕上げであるケースでは更にこの水膜が均一になり、滑り抵抗値が低下し転倒につながります。そこで濡れた時に水膜ができないようあらかじめ薄い撥水被膜の層を形成して保護してしまうのがノンスキッドコートの防滑メカニズムです。また、この被膜層は床材の細かな凹凸の中にも入り込むため、汚れが付着しにくくなる付帯効果も期待できます。
⒈ 滑り防止のメカニズム(浴室を想定)
-
⑴ 撥水性付与による防滑
-
⑵ ノンスキッドコートの摩擦抵抗が大きい
本品の塗布面は、水に濡れた時の表面摩擦抵抗が大きくなる為滑りにくいです。
⒉ 汚れ防止のメカニズム(ノンスキッドコートの付帯効果)
-
⑴ タイルのフラット化効果
-
⑵ ノンスキッドコート自体の防汚効果
離型作用が高い特性のコート剤のため、汚れが固着し難く、付いた汚れが簡単に取れます。
防滑性能
件名(目的) | すべり抵抗測定結果 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
測定日 | 平成25年11月26日 | |||||
温室・湿度 | 21℃ 45% | |||||
すべり片の種類 | ゴムシート 硬さ80 厚さ5㎜ |
|||||
提試体 | 種類 | 御影石 | ||||
寸法 | 40×40㎜ | |||||
準拠規格 | JIS A 1454:2010 | |||||
測定器 | ONO・PPSM | |||||
CSR測定 | 試料の状況 | 試料No | CSR(すべり抵抗係数) | |||
CSR平均値 | 最小値 | 最大値 | 摘要 | |||
乾燥状態 | 未施工 | 0.74 | 0.72 | 0.76 | ||
ノンスキッドコート塗布済 | 0.82 | 0.80 | 0.83 | |||
湿潤状態 | 未施工 | 0.35 | 0.33 | 0.37 | ||
ノンスキッドコート塗布済 | 0.68 | 0.66 | 0.71 |
件名(目的) | すべり抵抗測定結果 | ||
---|---|---|---|
測定日 | 平成26年3月4日 | ||
温室 | 22℃ | ||
すべり片の種類 | ゴム製ノンスリップシート 硬さ70〜80 厚さ4.5㎜ 突起部分6〜7㎜ |
||
提試体 | 種類 | 御影石 | |
寸法 | 30×30㎜ | ||
準拠規格 | JIS A 1509-12 : 2008 | ||
測定器 | OY-PSM : O-Y PULL SLIP METER | ||
CSR測定 | 試料の状況 | 試料No | CSR(すべり抵抗係数) |
乾燥状態 | 未施工 | 1.71 | |
ノンスキッドコート塗布済 | 1.69 | ||
湿潤状態 | 未施工 | 0.52 | |
ノンスキッドコート塗布済 | 1.19 |
◆防滑性表示について
すべりを測定するための試験機(O-Y・PSM)は東京工業大学で研究開発されたもので、他の試験方法に比べ、人が歩いた時の感覚を最も忠実に数値化できるといわれています。
試験方法には、紳士靴等の履物をつけて降雨時、外部を歩行した場合を想定したすべり抵抗係数「C.S.R値(乾燥時も計測可能)」と、水漏れした浴室床を裸足で歩行した場合を想定したすべり抵抗係数「C.S.R・B値」の2種類があり、それぞれ、履物と、表面に介在する水、ほこり等の要因を取り込んで測定し、下図のようなすべり指標にあてはめて評価します。
カタログに記載している数値は、これらの条件設定のもとに行った試験結果です。
- ※優れた防滑性を持続させるには、定期的な塗布が必要となります。
C.S.R値
建物の外構部分等における降雨時のすべりやすくなった床を想定して、「履物:紳士硬底靴、介在物:水+ダスト」の条件のもと計測、評価されたものです。
C.S.R-B 値
浴室床等、素足で歩く場合を想定して、「介在物:水」の条件で計測、評価されたものです。なお、石鹸の使用、ぬめり等によるすべりは考慮していません。